謹賀新年
年頭のごあいさつ

代表取締役
 長﨑伸彦

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は、皆様より格別なるご支援とご厚誼を賜り心より御礼申し上げます。

2023年、長引くコロナ禍も落ち着き、以前のような活気を取りもどし街は多くの人でにぎわうようになりました。感染対策も緩和して、旅行やスポーツ観戦・ライブ鑑賞など、感染への警戒感、緊張感もずいぶん和らいだように思います。
阪神タイガースが38年ぶりの日本一、侍ジャパンが3大会ぶりにワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝、MLB大谷選手は満票でMVPを獲得しメジャー史上初の快挙を成し遂げました。将棋の王座戦では藤井聡太棋士が史上初の八大タイトル独占を果たし、老若男女問わずコロナ禍の終息を祝うようにおおいに盛り上がった1年でした。

その一方、世界に目を向けるとロシアによるウクライナ侵攻の長期化、それに伴う原材料価格の高騰で光熱費、レギュラーガソリンの高騰などの物価高が家計にも大きな打撃を与えました。
また国内では政治資金パーティーを巡る裏金問題が政界を大きく揺るがし、自動車業界では、中古車最大手企業の保険金不正に続き、自動車メーカーの認証取得不正が発覚。国民・消費者の信頼を裏切るニュースが絶えませんでした。

社会のルールを守ること、コンプライアンスは企業が守るべきもっとも大切で基本的なことであるにも関わらず、不正や不祥事が企業の大小に関わらず発生しています。そこには利害関係者の都合を優先し、長年にわたり不正が続けられてしまう悪しき企業体質があります。これら事件から不正発生のメカニズムを学び、襟を正してコンプライアンス遵守に努める所存です。

昨年は、将来にわたり真にサステナブルな取り組みを続けていくために「岡山市SDGs推進パートナーズ」に登録いたしました。従来より取り組んできた「3Rの推進」「ゼロエミッションへの挑戦」など継続的な取り組みに加え、福祉事業所が主催するイベント『イチゴマルシェ』に参加。誰もが活躍できる共生社会の実現のお手伝いをいたしました。解体の後に拓ける「未来」だけでなく、障がい者や子どもたちの暮らす地域の「未来」を願い、関わることもまた我々の大切な使命であると考えています。 本年も「未来を拓くシゴト。」を合言葉に、長く信頼され愛される企業を目指して邁進いたします。

皆様のご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
最後となりましたが、本年も皆様方のご健康とご多幸を心よりお祈りし年頭のご挨拶とさせていただきます。
2024年 元旦